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img20120515_000.jpg銀座ソニービルでやっている、きかんしゃトーマスのイベントでソニーが昔作っていたNゲージの展示もやるというのでホイホイ釣られて行ってきたののつづき。




8階展示室の中央にスクリーンが張ってあってそこに映像を映していた。写真はソニーマイクロトレーンのED75。

img20120515_001.jpgimg20120515_003.jpgimg20120515_004.jpg





スクリーンの周りのパネル諸々。このED75、一応試作品ということだけど、当時の量産型製品の造型としてはかなり細密な仕様だったのではないかと。

動力は中央2軸が固定で両端の2軸が首を振る構造。同様の構造の車両が1960年代のTMSに載っていた。確か天賞堂の2軸EBを4軸BB機に改造する記事だったと思う。LIMAのNゲージでも同様の構造の機関車が出ていたし、古くはmarklinやTRIX辺りがやっていたような気もする。



 

パネルを見ていて気付いたのが、線路の枕木間隔が現行Nゲージのものより広い点。当時のカツミやカワイの16番用線路でもこんなに広くなかったはずで、なんでこうなったんだろう・・・エガーバーンほどではないにしてもHOナローっぽく感じた。

img20120515_002.jpgレイアウトマットもソニーは用意していた。レイアウトマップという名称。こういうの、国内メーカーでは他に例を見たことがない。初心者には結構便利だと思う。






img20120515_005.jpgこれは機関車。車体は真鍮で、屋根はプラ製。分割線が実車とは異なっているのが難点なものの、それ以外は結構いい線を行っていたと思う。パンタは金属製。台車枠はプラ製、床下機器は車体の延長で真鍮製、色だけ変えてある。内側に金属製のウエイトが付いているようだ。

カプラーはmarklinのZゲージカプラーに似ている。

車体色は経年劣化なのか、それとも元々なのかわからないが、実車よりも淡い赤、というかピンク色。カワイのED45?みたいな感じで違和感がある。



img20120515_006.jpgこちらは客車。殆どプラ製で現行Nゲージ製品とそう変わり無い構造で屋根と車体、床板に分割されるようだ。長さはちょっと短い気がする。妻板や貫通ドアの表現はあっさりしている。側面の造型を見るに、機関車もプラ車体でよかったと思える。牽引時の粘着重量は車体内部にウエイトを乗せれば解決するだろうし。


コントローラーは茶碗かどんぶりを深くした感じのもので、今でも通用するデザインだと思う。カトーはリレーラーだけ貰ってきたみたいだけど、コントローラーも貰ってくれば良かったのに。ただ、写真で見る限り、コントローラーの段数が少ない。映像で言っていたスロースタートはこのコントローラーでは多分無理で、動力車の駆動部を見るにどうしてもラビットスタートになってしまうと思う。

今後スロースタート用のを出すつもりだったか、それとも無線操縦とか複数列車制御とかもこのコントローラー一つで出来る設計だったんだろうか。
 
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